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多くの人達と様々な経験をシェアすることによって互いに成長し続けていきたいと思い、ブログを始めました! 遅筆ですが、ときどき読みに来て頂けると嬉しいです。

受験のためではなく、楽しむための世界史

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みなさん、お久しぶりです!さて、みなさんはTABIPPOさんが開催している旅大学をご存知ですか?僕も度々参加させて頂いていて、このブログでもDMM英会話とのコラボ講座の記事でちょこっと紹介したことがあるのですが、先日大人気の世界史講座を受けてきたので、今回改めて紹介させて頂きます!

 

今回参加した講座はコチラ!

 

『【7/22 東京】大人気!代ゼミ人気講師が語る、旅人のための「旅を深める世界史」〜インドシナ3国編〜』

 

tabi-daigaku.jp

 

おもしろそうでしょ?実は世界史講座は今回が第9弾。毎回満席となる大人気講座なので、今度受けてみようと思っている方は募集を見かけたら即座に申し込みましょう!

 

 講師は代ゼミで教鞭をとられている佐藤幸夫先生。山川の世界史の教科書に紹介されている場所は全て自分の目で見てまわろうと世界中を旅して残り約5%、あと10個ぐらいなんだそう。毎年世界一周をしていたり、教え子が参加できる海外旅行ツアーを企画したりと世界史の先生だけでなく、旅人としてもすごい方なんです。今回、夏期講習中ということで、声がガラガラになっていましたww。先生、あまり無理なさらないでくださいね!

 

 ではここで講座の内容に入る前に旅大学の流れを簡単に紹介します。受付をすませて空いている席につくと、机の上に写真のようないくつかの資料が置いてあるのに気付くと思います。

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そのうちの一枚が自己紹介シートになっているので、記入しておきます(後ほど使います)。講座が始まるまでに同じ机になった人と軽く雑談しておくと良いかも!というのも、この世界史講座は講座中に佐藤先生からクイズが何問も出題され、それらに同じ机になったメンバーがチームとなって答えていくから。なんと優勝チームには賞品も出ますよ!一人での参加者がほとんどなので、気軽に声かけてみましょう。ちなみに僕はこれまで全9回全ての世界史講座に参加していますが、残念ながら賞品をGetできたことは一度もありません…。だって理系だし、日本史選択だったんだもん。

 

 話がそれてしまってすみませんm(_ _)m。講座が始まりますと、旅大学の学長みっちーさんよりTABIPPOと旅大学の紹介があります。その後、時間を区切って近くの人と先ほど書いた自己紹介シートを使って近くの人と自己紹介。隣に座った人が何気に何10ヶ国も旅したことがある旅人だったりと毎回ビックリするような出会いがあって楽しいです。噂によると、旅大学をきっかけで付き合い始めたカップルもいるそうですよ。どこでどんな出会いがあるか分からないですね!

 

 さぁ、お待たせいたしました。ここから講座の内容について紹介していきますよ!とは言っても、講座の内容を全て書こうとすると量が膨大になってしまうので(本当に2時間半があっという間の盛りだくさんの講座なんです!)、今回は僕が印象に残ったトピックを2つ紹介しますね。

 

まず1つ目!今回のテーマはインドシナ半島の3国(ヴェトナム、ラオスカンボジア)ですが、それぞれの王朝を覚える際は中国の王朝とセットで覚えるのがよいとのこと。その話の中で、明は1400年初頭にアフリカに到達していたということを知りました。それだけでも僕にとっては驚きなのに、近年史上初の世界一周を成し遂げたのは中国(明)ではないかと世界史研究者の間で話題になっているとのこと。なんでもアメリカで1400年代に収穫された米が見つかったんだそう。羅針盤を発明したのは中国ですし、中国はやはりあなどれないですね。

 

 では2つ目!みなさんはカンボジア内戦のきっかけがヴェトナム戦争だったと知っていましたか?ヴェトナム戦争が始まった当初、カンボジアは中立の立場をとっていましたが、カンボジア国内を通って北ヴェトナムに進軍したいアメリカがカンボジアに侵攻し、これを機に親米派のロン=ノル政権が1970年に成立します。しかし、1973年にアメリカがヴェトナム戦争からの撤退を始めると状況が一変、ロン=ノル政権はポル=ポト率いるクメール=ルージュに倒されてしまいます(1976年)。ポル=ポトは毛沢東思想に傾斜しており、農村への強制移住を開始、反対するものは虐殺していきます。当時のカンボジアの人口400万人に対して190万人が殺されてしまったそう。このポル=ポト政権を倒したのが、ヴェトナムの支援を受けたヘン=サムリンです。1979年のことになります。虐殺の影響でカンボジアには社会を形成するのに重要な40~50代の人々がほとんど居らず、上記のような歴史的経緯から、現在もヴェトナムの影響を強く受けており、ほとんどの高層ビルなどはヴェトナム資本で建てられているんだそう。このような歴史を知っていると知らないとでは実際にカンボジアに旅行に行った時に感じるものが大きく異なりますよね。ただご飯がおいしかったとか景色が綺麗だっただけではなく、折角訪れた国をより深く理解し旅をより有意義にするためには歴史を知っておくことは重要だと毎回感じさせられます。

 

 講座のあとは有料ですが懇親会があります!旅大学では懇親会からが本番と言われているそう。「旅人の一本締め」も必見!

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 今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!よかったら、次回の世界史講座でお会いしましょう。ではまた!