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多くの人達と様々な経験をシェアすることによって互いに成長し続けていきたいと思い、ブログを始めました! 遅筆ですが、ときどき読みに来て頂けると嬉しいです。

ワラビスタンでクルド料理に舌鼓 その①

 みなさん、こんばんは!またしてもお久しぶりになってしまいました…。コロナで大変な時ではありますが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 さて、今回は去年の11月と今年の1月に訪れたワラビスタンをご紹介したいと思います!「まーた妙な国へ行ってぇ…。」と思われました?そもそもワラビスタンがどこにあるかご存知でしょうか?実は、なんと埼玉県にあるのです!

 ワラビスタンは埼玉県の蕨市の別名です。蕨市は埼玉県の南東部に位置する日本で一番面積の小さい市です。JR京浜東北線蕨駅があり、東京駅からだと30分ちょっとでアクセスできます。

 では、なぜ蕨市の別名がワラビスタンとなったのでしょうか?蕨市およびその周辺には多くの在日クルド人が暮らしています。ISILとの戦いではクルド人部隊が活躍したことからクルド人という単語をニュースで聞いたことがある方も多いと思います。クルド人は国を持たない最大の民族と言われ、その大部分がイラク、イラン、シリア、トルコで生活しています。4つの国に分かれていることから、どの国でも少数民族として不遇な扱いを受けてきました。1990年代に迫害を逃れるために日本へやってきたクルド人蕨市やお隣の川口市に移り住み始めました。それとほぼ同時期に市名の「ワラビ(蕨)」にペルシア語の「スタン(国や土地という意味)」を合わせたワラビスタンが蕨市の別名として使われるようになってきたと言われています。

 彼らの多くは難民申請中ですが、難民としては認められず仮放免という不安定な立場での生活を強いられているそうです。

 

 珍国の女王※1の話を聞いて以来、クルドに興味を持っていた僕はネットでクルドについて調べていてワラビスタンを知りました。さらに調べてみると、クルド人経営のケバブ屋さんが蕨駅から徒歩数分のところにあったり、クルド文化教室※2主催の料理教室が2ヶ月に1回ペースで芝公民館で行われていることが分かりました。というわけで、早速料理教室に参加申し込みを済ませ、ついでにケバブ屋さんに寄ろうと、食いしん坊万歳\(^O^)/なノリでワラビスタンへ向かいました。ちなみにケバブ屋さんも芝公民館も所在は川口市。さすがは日本最小の市、蕨。ちょっと歩いただけですぐお隣の川口市(笑)。

 

 蕨駅の東口からまずケバブ屋さんへ向かいます。

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蕨駅(左)と東口駅前通り(右)

道中、クルド人らしき人は全く見かけず。昔ながらのおせんべい屋さんがあったり、中国や韓国の食材を扱うお店があったり、中東の雰囲気はあまりありません。

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おせんべい屋さん(左)に中韓の食材屋さん(右)

「そういえば、川口市は中国人も多く住んでいるって聞いたことがあるなぁ…。」なんて考えていると、視線の先にそれらしきお店が!

 

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目的のケバブ屋さんを発見!

なんだか長くなっちゃいましたね…。続きはまた今度ということで!最後まで読んで下さり、ありがとうございます!では、また!!

 

※1 詳しくは過去記事をお読み下さい。

takeharamasahiko.hatenablog.com

※2 料理教室だけでなく、伝統的なレース編み「オヤ」の教室もやっています。

https://www.facebook.com/kurdkawaguchi/