ロシアの中の共和国!?カルムイク共和国とタタールスタン共和国について。
みなさん、こんばんは!今回は「お久しぶり。」ではないです!!
さて、このブログではtabippoさんの旅大学に参加した時の話をよく書いていますが、東京では旅大学以外にも旅行に関するイベントがたくさん行われています。というわけで、今回はH.I.S.旅カレッジさんのイベントに参加して来ました!
みなさんは「カルムイク共和国」や「タタールスタン共和国」って聞いたことありますか?これらはロシアの中にある共和国です。「ロシアの中の共和国ってどういうこと?」って思いますよね?僕もそうでした!実は、ロシアは85の連邦構成主体からできているんだそうです。連邦構成主体としては「州」、「地方」、「市」、「共和国」、「自治州」、「自治管区」があって、カルムイク共和国とタタールスタン共和国は22ある共和国の内の2つというわけ。
イベントでは2019年6月にこれらの国々を訪れた、モデル兼、定住旅行家であるERIKOさんが、現地で撮影した動画も交えて、とても興味深い話を聞かせて下さいました。ちなみに、定住旅行家というのはホテルを一切利用せずに現地の方達のお宅にお世話になりながら1~2ヶ月旅行する旅人のことを言うそうです。
では、例によってイベントに参加して印象に残ったエピソードをご紹介します。
まずはカルムイク共和国から。カルムイク共和国へはモスクワから首都のエリスタまで飛行機で行くことができます。ロシアの中に3つある仏教国の1つで、見せて頂いた映像には多くのマニ車が映っており、まるでチベットやブータンのようでした!また、家族をとても大事にする国民性で、独身で子供がいないことを話すと非常に驚かれるらしいです。日本で言うところの無職やニートの人に対するイメージに近い印象を持たれてしまうんだとか!?(もちろん、きちんと日本では珍しいことではないと説明すればちゃんと理解してもらえます。)
続いてタタールスタン共和国。モスクワから東へ約800 kmのところにあり、飛行機や鉄道などモスクワからのアクセスは良いそうです。首都はカザン。イスラム教スンナ派の国です。タタールスタン国内にはイスラム教のモスクが84、ロシア正教会の教会が84あり、イスラム教とキリスト教が共存している珍しい地域です。また、石油がでることから豊かな国で、国内には各競技専用のスタジアムがあるそうです。例えばレスリング専用のスタジアム、バスケットボール専用のスタジアムとか。
そんなタタールスタン共和国が最近力を入れているのがITで、Иннополисという経済特区では自動運転のタクシーが走っていたり、全て電子化されて本が一冊もない図書館があったりとまるで近未来!ところで、イベントのお土産にタタールスタンの共和国の写真が入ったUSBメモリを頂いたのですが、まさかのカード型!?こんなのあるの知らなかった!!さすが、IT先進国・・・・・・。
ロシアは極東のウラジオストクとハバロフスクに行ったことがあるんだけど、カルムイク共和国やタタールスタン共和国にも行ってみたくなりました。ロシアは国土が広大なだけあって、まだまだおもしろそうなところがたくさんありそうですね!
最後まで読んで下さり、ありがとうございます!では、また!!!